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断熱性能の高い家は健康寿命が延びる

人間のカラダは、外気温の変化には敏感です。
ヒートショックもそうですが、気温が低くなると血圧や免疫系に問題が出始めるのはご存知のとおりです。

国土交通省では国民の健康のために以前から断熱改修(リフォーム)による健康への影響を調査しています。
今回の発表で3回目なんですが、『住宅内の室温の変化が居住者の健康に与える影響とは?
調査結果から得られつつある「新たな知見」について報告します。

 

「住宅の断熱改修をした人(施主)の健康状態の変化」の調査の中間報告が国土交通省から発表になったので、
今回は、この報告を受けて「家の断熱と健康」をわかりやすくご紹介します。

この調査は、断熱改修を予定する住宅を対象として、改修前後における居住者の血圧や身体活動量など健康への影響を検証するもので、
検証の結果、住宅の室内環境が血圧など健康関連事象に与える影響について、
得られつつある知見としては、以下のようなことが確認されています。

  •  
  • 「室温が安定していると住んでる人の血圧も安定する」
  • 「部屋ごとに温度差があると血圧があがりやすい。」
  • 「特に床近辺の温度が低いと血圧への影響が高い」
  • 「床の温度が低い家では複数の病気を抱える人が多い」
  • 「室温が低い家ではコレステロール値や心電図に異常が出る人が多い」など・・・

 

 

■■特に床近辺の温度が低いと血圧への影響が高い■■

起床時と就寝前の最高/最低血圧に対する室温の影響を検証したところ
床上1mの室 温が1°C低下した場合よりも、床近傍の 室温が1°C低下した場合の方が、
血圧への影響が大きかったという結果でした。

 

単純にエアコンとかファンヒーターで短時間で空気だけ暖めるのはよくないと考えられます。
一気にではなく、むしろ時間をかけてゆっくりと暖めていたほうが身体にはよさそうです。

 

 

 

■■床の温度が低い家では複数の病気を抱える人が多い■■

床上1mと床近傍室温との組み合わせで温暖群、中間群、寒冷群って均等に3群に分けたところ、
中間群では、高血圧、糖尿病 で通院している人の割合、過去1年間に聴こえにくさを経験した人の割合が多く、
寒冷群では、高血圧、脂質異 常症で通院している人の割合、過去1年間に聴こえにくい、骨折・ねんざ・脱臼を経験した人の割合が多いことがわかりました。

 

 

表では高血圧・脂質異常症・糖尿病・難聴・骨折などの5項目を

取り上げていますが、寒い家では、それぞれが1.5倍くらい高いです。
もしも複数の病気が重なることを考えると憂鬱ですね。

 

 

■■室温が低い家ではコレステロール値や心電図に異常が出る人が多い■■

 

年齢、性別、世帯所得、生活習慣を調整した上でも、
朝の居間室温が18°C未満の住宅(寒冷住宅群)に住む人の総コレステロール値、LDLコレステロール値が高く、
また、心電図の異常所見が多いこともわかりました。

 


 

18℃未満の家では、コレステロールものすごく上がっています!
心電図でも異常が見られる人が倍近くになっています。

ちなみにコレステロールが高いと「動脈硬化」「心筋梗塞」「脳梗塞」「脂質代謝異常」などの
リスクが高まる可能性が高いと言われていますので、変に寒いのを我慢するのはやめましょう。

 

これまでも、大学教授の研究では家の断熱性能と健康について深い関係があることがいくつか報告されていましたが、
国が実証結果として発表してるってことは、とっても大きな意味があると考えられます。

 

 

長時間過ごす住まいの環境は、とても重要で、病気を予防して、
健康寿命を延ばすためにも、キレイな空気と温度や湿度を一定に保つことが、重要になってきます。

 

今回は残念ながら義務化は見送られましたが、高断熱化によって温熱環境の整った住宅は
そこに住む人をヒートショックの危険から遠ざけるなど生命と健康を守ってくれます。

家計にとっても電気・ガス・灯油代の節約になります。

何より快適で健康的な暮らしをもたらしてくれます。

世の中が、住宅の断熱性能を上げる方向で進むことは間違いないはずなので、みなさまもマイホームは
断熱性能の良い住宅を供給する会社に相談してください!

 

 

 

 

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