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お役立ちコラム

ペットと快適に暮らす家づくり

ペットは大切な家族。

 

内閣府が行った「動物愛護に関する世論調査」によると、(最近は調査してないのか平成22年の調査が最新)全世帯の3分の1以上の世帯がペットと暮らしているとか。

 

 

 

 

一方で、「ペット禁止」とするアパートや借家は多いですよね。

 

「おうちを建てたら、絶対にペットを飼ってね」と、ご家族にせがまれているかもしれませんね。  

実は、飼い始めたきっかけを尋ねると、「子どもにせがまれて」という声が一番多いそうです。

 

ペットの2トップと言えば、昔から犬と猫。

なかでも長年の王者は犬でした。それが近年、大きな転換期を迎えてるそうです。

というのも、昨今、猫の飼育数が犬と並ぶ勢いで増えてるそう。

 

毎年、全国のペット数を調査している一般社団法人ペットフード協会の調査結果によると猫が953万匹(前年比2・3%増)に対して、犬は892万匹(同4・7%減)。1994年の調査開始以来、初めて猫が犬を上回ったそうです。

 

 

 

 

その理由として、猫は犬のようにお散歩の必要がないこと、マイペースな猫は現代人の暮らしにあってると考えられて、犬じゃなく猫を選ぶ人が増えたっていうのが理由らしいです。

あとは、二匹のニャンコを飼ってる一人暮らしの女性が身近に多くいたりするので、犬より猫の方が多頭飼育がしやすいのかなあっていうこともあるのかなって思います。

 

かつては飼い猫でも自由気ままに外出させてるのが普通でした。

しかし、交通事故や病気の感染を防ぐために完全室内飼いが主流。室内飼いになってきたことで、猫の平均寿命が大きく伸びていて、最近では20年近く生きるのも珍しくなくなっているそう。それだけの期間を共に暮らすホントに家族とも言えるパートナー、ペットとの暮らしを考えるのはとっても大切なこと。

室内飼いが基本だからこそ、新築するなら住まいを見直したいですね。

 

 

ペットと一緒に暮らす場合に、配慮してあげたいのが床と壁

 

最近のワンちゃんはヘルニア気味と言われてます。

これは、主に住宅の床に原因が!

表面がツルツルとしたフローリングは、肉球で床を踏みしめて歩くワンちゃんにとって滑りやすく、床材によってはケガをしてしまう恐れがあります。

そこでお勧めなのがペットを配慮した 滑りにくい加工が施されているタイル。床素材の中でもタイルはすべりにくく、メンテナンスしやすいのでおすすめです。アクセントにもなって素敵な空間を演出できますよ。

関節が成長期にある子犬や、肉球まわりに毛が多い犬種、さらには肉球が乾きやすい老犬は、足腰に負担をかけないようにすべりにくく、かつ汚れにくい床材を使ってあげたいですね。

 

 

 

また。猫や小型犬の場合は、ドアの下にくぐり戸をつけてあげると自由に行き来ができて、ストレス軽減になるかも。

さらに猫の運動不足の解消には、上下運動をサポートする階段状のステップを最初から壁に取りつけたり、床から腰高までの壁に傷がつきにくい材質の腰壁を貼っちゃうのもオススメ。

 

猫との暮らしでいちばんの悩みは、壁での爪とぎ・・・っていう方も多いのでは?

 床だけでなく壁にも対策する場合、ひっかき傷防止シートとかの保護シートもあるんだけど、デザイン的にはイマイチなので、 キズがつきにくいタイルで腰カベ仕様にするのがオススメ。

 「ネコアレルゲン」に効果のあるタイルも開発されているので、 ひっかき対策 × ニオイ対策 × アレルギー対策 × オシャレ内装が 叶えられるかもしれません。

 

 

 

いずれの場合も、掃除がしやすいタイプを選べば、ペットにも人にもやさしい幸せ空間になるはず。

 

さて、もしみなさんが、

  • 「何があっても、絶対に大きい声を出してはいけません」
  • 「この部屋から出てはいけません」
  • 「この部屋にあるものに触ってはいけません」
  • 「あなた一人の時は、暑さも寒さも我慢しなさい」

とか、自分の家であれこれ制約を設けられたら、きっとつらいですね。

 

でも、ひょっとしたら、ペットはそんな生活を強いられてるのかも!?

滑りやすい床で生活したために、足腰を痛めたり・・・

その動物の習性として、あちこちかじっただけなのに、飼い主に怒られたり・・・ 

そんな思いをさせないためには、どうすればいいのでしょうか?

 

みなさんは『家族全員が、今よりもっと幸せに暮らせる家』を建てたいと思っていますよね。ペットも家族の一員ですから、家族と同じように心を配ってあげましょう。

なので・・・

  • 「家族みんなは、どんなペットと暮らしたいの?」
  • 「今飼っているペットを、もっと快適に生活させてあげるには?」

ということは、家づくりした後に考えるんではなくて、もっともっと前の段階で考えておいてあげてくださいね。

 

  • 「そのペットの習性は?」
  • 「どんな生活環境(建材・室温など)が合っているの?」 
  • 「ペットに必要なお金は、毎月どれくらい?」

ペットの種類によっては、お世話するのに毎月数万円以上かかることもあります。資金計画に組み込んでおかないと、後で大変なことになるかもしれません。

 

 

 

 

ペットの環境を考える時に大事なこと

 

人もペットも両方が健康で快適に過ごせる温度・湿度など「室内環境」について考えることも、とっても重要です。

ペットの種類や個体差で多少違いはありますが、犬や猫は、人とほぼ同じくらいの環境が快適だと言われてます。

人にとって「暑くも寒くもなくて快適と感じられる温湿度環境」とは、夏はだいたい温度25度、冬はだいたい温度22度で、湿度は50~60%と言われています。

そして、忘れちゃいけないこと、気をつけてあげたいことは、ペットが暮らす環境は人の膝より下、床上50cmくらいであるということ!

 

 

 

 

犬は暑いのが苦手で、足の裏の肉球以外に汗腺がないから、口で「ハァハァ」と息をすることによって、体内の温度を下げています。そのため湿度が高いと、いくら口で息をしても体内の温度が下がらないんです。

実際、室内で家族と一緒に過ごしている時に、犬だけが熱中症にかかってしまうこともあるそうです。

 

 

 

猫は、比較的暑いのは平気です。ひんやりするものがあると、そこで自分で身体を冷やします。

でも、一般的にとにかく寒がりなので(猫はコタツで丸くなるですね)、冬は、暖かい環境が必須です。

これからの季節、寒くなると街の猫たちがエンジンルームやタイヤの間に入ってしまうことがあります。

気づかずにエンジンをかけてしまった…そんな悲しい事故を防ぐのが、「猫バンバン」。

「猫バンバン」の重要性とやり方については日産が、猫も人も安心して過ごせる社会のために、ってサイトをつくってました。

 

 

人間にとっては少々我慢できる暑さでも、ペットにとってはきっと違います。そういう意味でも新築の時には、高気密・高断熱の家にすることで、保温性が高くて、外部からの影響を受けにくいから、ペットが苦手な局所的にエアコンや扇風機の風をかわいい犬や猫に直接当てることなく、いつ、どの部屋にいても気持ちいい!

省エネでしかもペットも快適に暮らすことができます。

 

家族で相談をして、飼いたいペットの種類が決まったら、家づくりを任せようかなという会社のスタッフに伝えてみてください。これまでの経験から、いろんなアドバイスを聞き出しましょう。

もし同じペットを飼っているスタッフがいたら、より深い話ができます。そこは遠慮しない方がいいですよ。

 

 

 

 

実際に「賃貸のまんまじゃ好きなペットが飼えないから・・・」っていう理由で新築を決意する人も少なくありません。

これって、とっても共感できますよね!?

 

ペットって、日々の生活の中で癒しを与えてくれたり、家族やご近所の人とのコミュニケーションのきっかけになったり、人間の精神面に良い影響を与えてくれてるって思います。中には、体を動かす習慣をつけるために犬を飼う人もいるとか。

 

とにかく、家族に良い影響を与えるために飼うペットですから、長い間元気に過ごしてもらえるように、もしも新しいマイホームでペットを飼う予定なら、床材とかには注意してあげましょう。

犬を飼い始めた人が一番苦労するのが、病気やけがの対応なんです。忙しい飼い主の場合、重症化するまで気づかなかったりすることがあります。そんなことを避けるためにも、床を選ぶことはとっても重要です。

 

これから犬や猫を飼おうという人は(なんたって家族なんだから)、多少家を汚されることぐらいは覚悟のうえで、被害を最小限に抑えるため、しつけをしっかりと施して(これも人間のこどもと一緒です)、人もペットも幸せになる暮らしをぜひ送ってください。

 

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