レトロな石造りのゲートをくぐると…
札幌から電車で約1時間。余市駅を降りてすぐの場所に、歴史ある 余市蒸溜所 が広がります。
石造りのゲートをくぐると、まるでヨーロッパの蒸溜所を訪れたかのような雰囲気。
赤い屋根の建物と四季折々の自然が調和し、歩くだけでも心が躍ります。
製造の現場を間近で体験
見学コースでは、実際のウイスキーづくりをそのまま見学できます。
・麦芽を乾燥させる キルン塔
・酵母が生きている 発酵槽
・職人が石炭をくべる 石炭直火蒸溜棟
今も伝統的な方法を守り続ける姿に、ニッカの「妥協しないものづくり精神」を感じられます。
博物館とリタハウスで歴史に触れる
敷地内にある ウイスキー博物館 では、創業者・竹鶴政孝と妻リタの物語や、実際に使われていた古い器具が展示されています。
さらに、リタが暮らした住居 リタハウス も公開されており、二人の愛情と情熱がニッカの原点にあることを知ることができます。
試飲で楽しむ“大人のご褒美”
見学の最後はお待ちかねの 試飲コーナー。無料試飲では、余市蒸溜所ならではのスモーキーで力強いモルトを味わえます。
ウイスキー好きにはたまらない瞬間であり、「ニッカの味」を直に感じられる贅沢な体験です。
お土産選びも楽しい
ショップには蒸溜所限定のシングルモルトや、ニッカならではのチョコレート・雑貨などが並びます。
特に「余市シングルモルト」はここでしか手に入らない逸品。旅の記念やプレゼントにぴったりです。
ニッカウイスキーの魅力も体感できる場所
余市蒸溜所は観光名所であると同時に、ニッカのブランド哲学を感じられる場でもあります。
・伝統と革新の両立
余市の力強いモルトと、宮城峡の華やかなモルト。個性の異なる原酒を活かし、ブレンドで新たな味わいを生み出すのがニッカの真骨頂です。
・世界が認める品質
ニッカのシングルモルトは、国際的な品評会で数々の賞を受賞。ジャパニーズウイスキーの存在感を世界に広めました。
・物語のあるウイスキー
竹鶴政孝とリタの人生、自然と共に歩む製造哲学。それを知って飲む一杯は、ただのウイスキーではなく「歴史と情熱が込められた一杯」となります。
アクセス
札幌駅からJRで約1時間/小樽からは約25分
所要時間
見学と試飲・買い物を合わせて1.5〜2時間ほど
おすすめ季節
春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の風景が楽しめます
余市蒸溜所は、ウイスキー好きはもちろん、歴史や建築に興味がある人、観光でちょっと特別な体験をしたい人にぴったりのスポット。
美しい景観と香り豊かなウイスキーが、北海道旅行を一層思い出深いものにしてくれます。
https://www.nikka.com/distilleries/yoichi/
清野泰雅(せいの たいが)
所属:生産サポート室
これまで、ビール、日本酒と紹介してきたので、またまたお酒のことについて取り上げます!
普段はハイボールばかり飲んでいるので、今回はジャパニーズウイスキーであるニッカの魅力をまとめました。
是非観光などにいかがでしょうか!

